オンライン授業から時差登校・短縮授業へ。学校ごとの違いに複雑な心境
お久しぶりです。さつきです。
緊急事態宣言が解除されてから夫は毎日出勤。
2か月以上テレワーク中心だったのだから、せめて週半分は在宅での仕事を継続できないものでしょうか。
子供たちもオンライン授業が終了して時差登校、短縮授業が始まっています。
入学式のなかった息子。
初登校は夏服でした。
最近身長がどんどん伸びているので、大きめで注文した冬服も着る頃にはちょうど良くなってしまうかもしれません。
受験校を選ぶときには「不測の事態に柔軟な対応ができる学校」であることが大切だと実感
4月上旬まではだらだら過ごしていた我が家の子供たち。
特に息子は、中学受験を終えて一度燃え尽き、その後入学説明会に出席してまた火が付き、制服が届いて「いよいよ中学生活!」と燃え上がったところを緊急事態宣言によって消火されてしまったような状態。
起きているほとんどの時間をゲームに費やすといった具合でした。
自粛中の対応は学校ごとにかなり差がある
我が家の子供たちはそれぞれ別の私立中に通学しています。
上の子が通う学校は理系が強いイメージ。
対して息子の学校は良い意味でのんびりした印象を持っていました。
ところがふたを開けてみてびっくり。
上の子の学校はオンライン授業開始までかなり時間がかかり、開始後もうまく進みません。
課題を自宅でやって次回登校時に提出とか…。
当時は「次回登校っていつ?」みたいな状況だったので、子供もモチベーションを保てない様子でした。
学校からの連絡もあまりなく、親の私も少し不安でした。
一方で、息子の学校は対応がとても早かったんです。
入学式がなかったので学校へは一度も登校していませんでしたが、学校側からの連絡は毎日ありました。
それも、先生方からの「登校できる日が来るまで一緒に頑張ろう!」というメッセージがとても伝わるもの。
早々にオンラインでの授業も始まり、課題の提出、小テスト、理解が不足している生徒への補習授業、もっと学習したい生徒への特別授業など…。
上の子が復習の日々を過ごすなか、息子はどんどん新しい知識を習得していきました。
偏差値だけでは測れない学校の良さ
偏差値だけをみると、息子の学校は上の子の学校に比べて見劣りしてしまいます。
息子が東大附属中と第一志望の私立中に合格できなかった時、息子の頑張りが報われなかった現実に落胆しました。
また、「偏差値が低めの私立中」へ通うことに対する落胆が多少あったのも事実です。
温かい良い学校だと感じたし、さまざまな取り組みも素晴らしいと感動したはずなのに。
それでもやっぱり、私自身が偏差値にこだわっていたのです。
前回の記事に「偏差値にはこだわらない」とか書いていますけれど…実際は。
今回の緊急事態宣言に伴う休校期間で、改めて息子が選んだ学校は本当に良い学校だと心から思えるようになりました。
オンライン保護者会に参加して感じたこと
今年は学校での保護者会は開催されず、オンラインで行われました。
ここでも子供たち2人の学校の違いを強く感じました。
上の子の学校は保護者会開催が6月に入ってから。
学校長先生の言葉もここで初めて聞くことができました。
(ホームページにメッセージが掲載されていましたが)
連絡事項をぎゅうぎゅうに詰め込んだ感が否めず、しかも長時間でとても疲れました。
中1生や高入生の保護者の方は、この保護者会で不安が解消されたのだろうかと思います。
息子の学校は、5月中に保護者会を開催。
保護者にも4月から適宜連絡があったので、保護者会ではその確認といった感じ。
リラックスして臨めました。
ここで言っておきたいのは上の子の学校は決して悪い学校ではないということ。
ただ、ICT教育がそこまで進んでいなかっただけです。
それでも学校側は頑張ってくださいました。
今回のような状況下で、急遽システムを導入するのは大変だっただろうと思います。
対して息子の学校は以前からICT教育に取り組んでいたので、対応がスムーズだったのです。
今回特にそのありがたさを感じたのは息子が中学1年生だから。
1度も通学していない新しい学校でも、必要以上に慌てることなくすみました。
そういえば、受験日当日に先生が「在校生は休みですが生徒には毎日メッセージを送っている」「課題も提出してもらっている」とおっしゃっていました。
低学年ほどサポートを多くして、徐々に自主的に考えられるよう関わっているのだそうです。
自宅学習という名のお休みだった上の子は家でゴロゴロしていたので、良い学校だなぁと思ったのでした。
しつこいようですが、上の子の学校も良い学校ですよ。笑
いろいろ言われるのが嫌な上の子には合っているようで、学校生活をエンジョイしています。
学校説明会にたくさん参加して後悔しない学校選びを
学校説明会も少しずつ再開されていますね。
オンラインでの学校説明会など、例年以上に学校ごとの「らしさ」を知ることができそうです。
子供さんに合った学校が見つかるよう、陰ながら応援しています。
さつき