どたばた中学受験

突然「中学受験する」と宣言した息子と母のどたばたな毎日

2020年中学受験の振り返り

こんばんは。さつきです。

 

息子の入学手続きも終え、我が家はすっかり平常運転です。

受験のプレッシャーから解き放たれた息子はゲーム三昧で、身についたはずの学習習慣はどこへやら。

入学説明会で課題を受け取れば自覚が芽生えるのでしょうか。

まぁ、それまでは少しのんびりするのも良いか…と甘い母です。

 

中学受験はチャレンジした事実が素晴らしい

受験を通して感じたことは、当たり前ですがやればやっただけ身につくということです。

算数が苦手な息子でも、終盤はかなり解けるようになっていましたから。

とはいえ、受験勉強期間8か月では、やはり時間が足りませんでした。

 

irodorilife.hatenablog.com

こちらでも書きましたが、我が家は上の子も中学受験を経験しています。

上の子の時も私が自宅学習をサポートしていました。

 

受験勉強期間は子供の発達や性格を見て考える 

3年をかけてじっくり準備をした上の子は、初日で第1、2志望両校から合格をいただきました。

今年受験した息子はこちらでお伝えしたように2日間計4回受験し、合格は1校のみです。(東大附属中は別物なので除いています)

息子は東大附属中受検のために適性検査や作文の勉強もしていましたから、本来ならば上の子よりも時間が必要だったはずですね。

 

長期の受験勉強に耐えられるタイプか

我が家は上の子が地道にコツコツ知識をためていくタイプで、息子は勘が良くすぐに理解できるタイプ。

自宅学習では息子のほうが反応が良かったので期待しすぎてしまい、受験直後はもっと早くから取り組めていたらと後悔していました。

 

受験から少し経った今、その後悔はありません。

息子はすぐに覚えるけれど、その倍くらいのスピードで忘れます。

しかも苦手意識のある問題はやりたがらない。

集中しているときとそうでないときの差が大きい。

4年生から受験対策を始めたのに、全くやる気がなく中断した過去もあるのですから。

こんな息子に3年も受験勉強させるのはどんな手を尽くしても無理だったでしょう。

 

子供によっては中学受験ではなく、高校受験の選択肢もある 

息子の精神年齢はまだまだ幼いのです。

中学受験ではなく、むしろ高校受験を目指したほうが良い結果を得られたのではないかと思います。

実際に、息子がまるで勉強をせずに受験勉強を中断したときには、公立中へ進学させて高校受験で頑張ろうと決めていました。

息子が中学受験をしたいと言い出さなければそうしたでしょう。

子供によっては高校受験のほうが力を発揮できることもあると思います。

 

チャレンジしたいという気持ちを尊重

それでも息子は中学受験をしようと決めて8か月の受験勉強を乗り切りました。

彼は受験したことも、その結果にも後悔していません。

行きたがっていた私立A校、東大附属中にご縁をいただけなかったのも、自分の実力が足りなかったと認めています。

私立B校に合格できたことを誇りに思い、入学を楽しみにしています。

 

物を作る仕事がしたいという息子。

何を作りたいのかはまだ分からないそう。

中学・高校で『何か』を見つけて、『何か』ができる大学へ進学すると言っています。

 

中学受験が将来に繋がることを祈って

親はついつい「少しでも偏差値の良い学校へ」と考えてしまいがちですよね。

私自身、私立B校に一番魅力を感じたはずなのに、私立A校には心惹かれることがなかったのに、受験当日はA校合格を願っていました。

息子には「ご縁をいただいた学校があなたに1番合っている学校」と話していたのに、おかしな話ですね。

精神年齢の幼い息子のほうが、中学受験することの本質を理解できていたようです。

 

でも今は心から言えます。

合格おめでとう。

中学校生活で一生付き合える友人ができると良いね。

自分のやりたいことが見つかると良いね。

これからも応援しているよ。

 

さつき