2020年東大附属中の合格発表から2日経ちました
こんばんは。さつきです。
東大附属中を受検された皆さん、お疲れさまでした。
推薦選抜同様、ものすごい受検者数でしたね。
玄関前で息子を待っていたら
「楽しかったー!」
「適性検査、簡単だったよ。」
と話しているお子さんが多くて驚きました。
さすが東大附属中。
受検者も大物ぞろいです。
2020年中学受験は合否以上に得るものがあった
我が家の息子はというと、約束した待ち合わせ場所に私を見つけられずうろうろしていたとのこと。
うろうろすると余計に分からなくなるから動かないでね、と伝えたのにもかかわらずです。
「スゲー待ったよ。」
と悪態をつく息子でしたが、その表情は2/1とは違います。
2/2に力を出し切ることができ、合格をいただけたことですっかりいつもの息子に戻っていました。
第一志望校合格は叶わなかったけれど、後悔はなし
先日のブログで、息子がA、B両校から合格をいただいたと誤解を与えてしまったかもしれませんね。
合格をいただいたのはB校のみで、A校は繰り上げ合格候補者でした。
若い番号だったので少し期待しましたが、繰り上げ合格の連絡は来ていません。
そして東大附属中にも合格をいただくことはできませんでした。
受験後はフィードバックしてこの先に繋げる
2/3は適性検査の問題を持ち帰ったので、自宅へ戻り答え合わせをしました。
受験を終えたら正答・誤答の振り返りはしないという方もいらっしゃると思いますが、私は振り返る派です。
問題を回収されてしまった学校も、覚えている範囲で振り返ります。
中学受験は終わりではなく、はじまり
受験したら終わりではなく、ここからまた中学、高校、大学、さらにはその後自分がやりたいことを見つけるまで勉強は続きます。
やりたいことを見つけられたら、今しているようなつらい勉強ではなくて、楽しい勉強に変わるかもしれない。
だから、今している勉強もやりっぱなしではなく、きちんと振り返りをして「ここは良かったね。」「これが足りなかったね。」と返してあげたいのです。
『楽しい勉強』がいつかできるように。
折角問題を持ち帰れたのだから、さぁ振り返りましょう。
適性検査は思ったよりもできていましたが、Ⅱのほうに集中してミスが目立った感じです。
今年の実技は「立体を作る」でした。
第2問で何が正解なのかを考えるのに時間がかかってしまい、最後まで到達しなかったとのこと。
あと10分あればできたのになと悔しそうな息子。
実技の問題を見ながら、自身の考えを話してくれました。
考えは合っていそうな気がします。
こういった発想が瞬時に浮かぶお子さんは合格できるのでしょう。
でも、間に合わなかったとはいえ、そこまで考えることができた息子を褒めてあげたいです。
実技の過去問は折り紙や画用紙を使って再現し、音楽問題は上の子がスマホ片手に手伝ってくれました。
ぴりぴりしがちな中学受験において、実技の練習は結構楽しい時間だったのです。
本人はプラモづくりが役立ったのだと主張しますが。笑
中学受験で子供の成長を感じた
息子が希望していた東大附属中、私立A校にはご縁がありませんでしたが、息子の顔は晴れやかです。
自分を選んでくれた私立B校へ進学すると心が決まったようです。
すべての受験を終えた後、息子は受験して良かった!と言っていました。
中学受験を通して、息子はちょっぴり大人になりました。
受験に向かう息子の後ろ姿は一生忘れないと思います。
さつき